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授業記録:旧約聖書 物語編B

聖書の勉強の仕方

本日は「宗教入門 旧約聖書 物語編B」を開催しました。

旧約聖書の内容を誰にでもわかりやすく解説しています。
世の中に聖書の解説本は数多とありますが、
意外とスッキリしたものはなかったりします。

勉強するうえで大切なのは、
とにかく大筋を学ぶことです。
細かいことは置いておいて、
本筋だけ頭に入れるんです。

本筋を学べば、細かい話は後からついてきます。
クリスマスツリーに飾りをぶら下げていくイメージです。
でも、ぶら下げるためのツリーがきちんと立っていなかったら
飾れませんよね?

そういった意味で、
古典教養大学の授業は皆さんのツリーになることを心がけています。

理不尽な神さま

旧約聖書に登場する神の振る舞いを勉強して、
まず、皆さんが驚くのはとても理不尽であるということ。
良いことをしている人間に悪いことを起こしたりすることも平気であります。

現代人の僕らからすれば、
良いことをすればご褒美をくれて、
悪いことをすれば罰する神が普通です。

そんな理不尽な神が示す意味を授業ではお伝えしていきました。

罪なき人間などいない

旧約聖書はキリスト教だけでなく、ユダヤ教、イスラム教も
信仰の礎にしている本です。

よって、旧約聖書に登場するヒーローは、
この三つの宗教にとって尊敬の的なのです。

その一人、イスラエル王国のダヴィデ王。
彼は神に愛され、王の素質に恵まれた天才でした。

しかし、そんな彼も一人の人妻に恋をして、一線を越えてしまうのです。
しまいには、その旦那を間接的に殺してしまう…
彼は自身の罪に気づいたとき、神に背いたことを心から後悔します。

旧約聖書の登場人物は、
新約聖書の主役イエス・キリストとは違って、罪深いのです。
聖書と聞くと、偉人伝のようなものを想像しがちですが、そうではない。
授業で紹介した数々の物語は、無宗教の日本人にカルチャーショックを与えるでしょう。
そして、西洋の文学、哲学、歴史を真に理解するためのスタート地点に立ったことにもなります。

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