学生の声

答えを出すことを急がない。
迷うことを恐れない。

もっと知りたくなる、自分で調べたくなる

聞いたことはあるがよく知らない哲学や文学、宗教。 なんだか難しそうだし、あまり興味もないし・・・。 そんなテーマについて浅く狭くそして興味深く授業が展開されます。 生まれるものは「好奇心」と「探求心」。 そこから本当の学びが始まります。 学んでいくうちにバラバラだった歴史や宗教が少しずつつながっていきます。 史実や文学を扱った映画も数倍楽しくなります。

―50代/女性/教師

 

学ぶことの楽しさを噛み締めています

「古典を学び直し教養を深める!」ですが、古典教養大学に出会い、私にとっては学び直しではなく学び始めです。 学長の熱い語り口に加えて参加学生の、知らなくても想像力豊かな回答に毎回引き込まれます。 受け身ではない授業が自然と幅広い教養が身に付くと感じています。 さらに学生時代とは違って大人の教養はそれぞれの置かれている立場ならではの発言が本当に魅力的。 気がつくと学生同士の距離も近くなっているのも楽しみの一つです。

―60代/女性

 

教養の使い方を学ぶ

私はITエンジニアとして企業に勤めておりますが、職業柄、常に最先端の技術や知識が求められ、 その最先端の技術の中にAI(人工知能)というものがあります。 今後、人間が行っていた仕事の多くはAIに置き換えられてしまうと予想されていますが、 一方で、AIは自ら創造的に問いを立てることはできません。 つまり、自ら問いを立てることができれば、AIを使いこなすことができ、 それを可能にする技が教養だと考えています。 本大学では教養を学びつつ、それをどのように活用するのか、各人におかれた立場で考えたり、 学生同士で対話する場が設けられています。 このように教養の使い方が学べる、本学は最高の場だと思っています。

―50代/男性/ITエンジニア

 

古典はノーブル

何と言っても「古典教養」という名称、(それと学長の笑顔(の写真))に思い切り惹かれて入学しました >.< ———- それはどういうことかを気づきました。 例えば、ソクラテス、プラトン、、 スピノザ、ニーチェ、、ドストエフスキー、 トルストイ、、旧約聖書、イスラム教、ヒンドゥー教、、、、、 手を出せずに ”憧れ” となっていた「古典」を学ぶという贅沢。 という思いで始めると、憧れって、本能由来 ー 古典と向き合って様々なことを学び考えることは魂のしたかったことだと知りました。 それは自分たちの祖先に逢いに行く、そんな気もします。 逢うとふと微笑みが漏れる、クラスの仲間と一緒に彼らのことを話してみる、 『洞窟の入り口の光(イデア)を振り返って見る』(プラトンの授業で知りました)ことがどんなにノーブルな(良質な、高貴な…)ことかと気づきました。 マジックのようだとも思います。古典という宝石が目の前に現れ、私はノーブルな人になった気になります。

―60代/女性/通訳

 

自分自身の人生を考えはじめる起点として

将来が読めない昨今の世の中において、自分自身を問い直す人生の軸を作ることが 大切だと思い、古典教養大学に入学しました。一般的な大学のように詳しい内容を 一方的に説明することではなく、自発的に教養の勉強をはじめるきっかけとして、 自分の背中をそっと押してもらえる双方向の楽しい授業となっています。 「哲学なんて初めて」、「世界十大文学って何だ?」というような私みたいな 「白紙の人」にぴったりな内容です。

―50代/男性/製造業

 

「共感」、「教養」、「問いを立てる力」

授業では、数回の「問い」が出され学生同士共有し合うのですが、その問いが大変興味深く、『アレクサンダー大王の部下は、この時どう思っていたでしょう?』というような問いが出されます。本人ではなく、その部下への「共感」。歴史書に答えがないこの問いは、当時の時代背景を知りたいという探求心を抱かせ、そしてこれからのリーダー像を考える自分自身への「問い」に繋がっていきました。「共感力」が上がると「教養」が深まり、新たな「問い」が立つ。そんな実感を授業から得ています。これらのキーワード、まさに現代のビジネスにおいて重要視されていること。まさにビジネスマン向けです。

―40代/女性/海外現地法人社長

 

深い問いと出会える幸せ

古典教養大学の魅力の一つは、〝問い〟との出会いです。 〝ジェイクスピア〟の授業では、こんな問題提起が学長からありました。 ――シェイクスピアの4大悲劇は『ハムレット』『マクベス』『オセロ』『リア王』ですが、『ロミオとジュリエット』は含まれていません。 なぜでしょう?――これは面白い問いで、考え込まずにいられませんでした。 4大悲劇は〝性格悲劇〟です。ルネサンスの〝人間中心主義〟を負の側面から描いています。 『ロミオとジュリエット』は、家柄という運命が恋人の仲を引き裂きます。 二人の〝性格〟が問題になっているのではありません。ここに、悲劇の質の違いがあります。 ――なるほど、と思いました。同時に、こういう深い問いと出会える幸せをつくづく感じたことでした。

―60代/男性

お知らせ

2022.9.1
YouTubeチャンネルを開設しました。
2021.8.12
2021年9月より「日本の教養」シリーズが始まります。
2021.4.1
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