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古典教養大学公式メルマガ 「古典を学んで、教養人へ」

10/1より古典教養大学公式メルマガ
「古典を学んで、教養人へ」をスタートします。

毎号毎号、僕が本当に伝えたいことを
なるべく長くならずに、そして魂を込めてお送りしていきます。

以下は、第1号を転載いたします。
ご興味ある方はこちらよりご登録お願いいたします。

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皆様、おはようございます。
古典教養大学 学長の宮下です。

このメルマガでは、
「教養」というもののハードルを低くするための
発信をしていければと思っています。

皆さん、「教養」を何のために学びますか?

まず、「教養」と聞くと、
なんだか高尚で重厚な感じがする反面、
自分とはどこか縁遠いものだと感じがちではないでしょうか。

反対に、
教養とは大量の知識を暗記していて、
蘊蓄を話せる人だと信じている人もいます。

世の中には「教養」という言葉について、
定義は数あれど、全員一致の定義は存在しません。

そして、僕が信じる教養を学ぶ意味については、
現時点で同じ考えを持っている人がいない以上、
自分でスクールを開いています。

(もし、同じ信念を持っていて、
もっと規模が大きく、うまく経営をしているなら、
僕は喜んで古典教養大学を閉めたい()

さて、冒頭の質問ですが、
教養を学ぶのは「より良い人間になるため」だと僕は考えます。

この答えは誰でも納得するでしょうが、
よくよく考えると、
歴史や哲学を学ぶことがどうして「良い人間になる」ことにつながるのか、
疑問に思う人もいるのではないでしょうか。

そこで、今回は僕が「教養」に興味を持つことになったきっかけをお話しします。

それは高校時代、英語の先生が授業の前にしてくれた話でした。
その先生は40代後半で、髪の毛は少なめでしたが、
ハスキーボイスで、挙動が洗練されていて、本当にかっこよかった。

ちなみに僕の高校では、第二外国語が必修であり、
僕のクラスでは「フランス語」と「ロシア語」を学ぶ生徒の混合でした。

 彼は言いました。
「英語と、フランス語は似ていると思いませんか?
実は、ラテン語という言語に影響を受けている点で、
英語とフランス語は兄弟なんですよ」 

さて、「教養」は暗記することだと考えている人がいます。

たとえば、「英語とフランス語は歴史的に兄弟である」という
事実を覚えていても、何の意味があるでしょうか。

話が逸れましたが、その先生の話を聞いて、
ロシア語を学んでいる生徒の一人がこう質問しました。

 「先生、であれば、英語とロシア語はどんな関係ですか?」

 その先生は予想外の質問に対して、むしろワクワクした表情をしました。

 「英語と、ロシア語は言語体系的には繋がりはないんです。だから…」

 ここで皆さんに考えていただきたく思います。

「英語とフランス語は兄弟」であれば、「ロシア語」は何ですか?

 多くの方は、当時の僕と同じように考えるでしょう。
「他人である」と。

 ところが、先生は笑顔でこう答えたのです。
「友人です」ね。

僕はこの回答のセンスに、高校生ながら唸りました。
たしかに、友人だって他人です。

しかし、他人と友人ではニュアンスが大違いです。
そこには、温かさを感じられるのです。

僕は教養を身に着けている人は、
ちょっとした言葉の端々にもそれが香るものだと知ったのです。
そして、大人になったら、こんな人になりたいと強く思いました。

教養がある人は、温かく、ユーモアのセンスがある。
それは、教養を通じて「考えた」経験が生かされているのです。

僕の伝えたいことがなかなか表現しきれないのは悔しいですが、
今後のメールマガジンでは、単なる知識をお伝えするのではなく、
その知識によってどれだけ「考え方」が広がるものなのかをお伝えしていきます。

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最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
2号以降も購読くださる方はこちらよりご登録のほどよろしくお願いいたします。

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2021.8.12
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2021.4.1
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