授業記録:宗教入門 ヨブ記
「なぜ善人が苦しむのか?」
ヨブ記とは、旧約聖書の39章の中の1章です。
そして、一級の文学作品としても広く認められているのです。
この文学を魅力的にしているのは、物語を貫く問いです。
それは「なぜ善人が苦しむのか?」です。
あなたがクリスチャンでも無宗教の人間でも疑問に思ったことがあるはずです。
大災害で将来有望な若者、地域に尽くしてきたお年寄りが命を奪われるのを見ると、
この世に神はいるのかと、怒りさえ湧いてこないでしょうか。

宗教が忌避してきた問い
宗教は基本的に信者に対して以下を約束するものです。
「神を信じて、善行を積めば、救われる。」
しかし、現実はどうでしょうか。
どんなに神を敬っても、不幸は訪れます。
そのとき、こう思わざるを得ません。
「なぜ、これだけ良いことをしてきたのに神は私を虐げるのか」
その問いに答えることは簡単ではありません。
実際、多くの宗教においてはうやむやにしたいところです。

神とはそもそも何者なのか?
しかし、ヨブ記が偉大なのはその問いに答えを与えていることです。
その答えについては授業に預けますが、
真正面から取り組んだこと時代が偉業と言ってもいいのではないでしょうか。
ヨブは、神を信じる敬虔な信者でした。
しかし、悪魔は神に提案します。
「ヨブを不幸にして、どこまで彼が神への信仰心を保てるか試してみよう」
ヨブは、子どもを失い、家畜を失い、皮膚病に苦しみます。
そして、いつしか彼は神への恨みを吐くようになるのです。
神がヨブに対して、最後に述べた言葉は何か?是非読んでみてくださいね。

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