授業記録:宗教入門 新約聖書 物語編B

イエスの弟子たちの活躍も見逃せない

本日は「宗教入門 新約聖書 物語編B」を開催しました。

なぜ、「B」かというと、
この前編にあたる「A」ではイエスの生涯を説明しました。

キリスト教を深く知らない方でも
イエスの最期はご存じでしょう。
十字架に磔にされてしまうのです。

では、このセンセーショナルな最期によって
キリスト教が広まったかというと違います。

一見、イエスが磔刑に処されたことは一種の敗北です。
ここからイエスの生前の教えをもとに、
弟子たちが広めることでキリスト教は生まれたのです。

師を放って、一目散で逃げたペテロ

では、どんな優秀な弟子がキリスト教を広めたのでしょうか。
この授業では、二人の弟子に注目しました。
一人目はペテロ。彼はイエスの一番弟子でした。
なんと、彼はイエスが罠にかかって捕まった際に、
イエスを放って、逃げてしまった男なのです。

彼はのちに自分の弱さに直面し、嘆きかなしむのでした。
そして、そんな彼がイエスの教えを広めていくことになります。

キリスト教を迫害した男、パウロ

もう一人、布教に尽力したのはパウロ。
彼は生前のイエスには会っていません。

何せ彼はキリスト教を敵対視するユダヤ人だったのです。
教会を壊したり、クリスチャンを引きずり回したのです。

ところが、ある日、イエスの声が聞こえたことで彼は改心し、
キリスト教徒になるのです。

しまいには、海を越えて、命の危険も顧みず、布教を続けました。

それにしても、キリスト教の立役者である二人とも「立派な人間」とは呼べません。
ペテロはかつて師を裏切るような心の弱い人間でしたし、
パウロはキリスト教を信じられない信仰の弱い人間でした。

しかし、イエスは彼らを選びました。
なぜなら、キリスト教は弱き者の宗教だからです。
教師は手本を見せなければいけません。
もし、教師が完璧だったら、生徒たちは「あんな完璧にはなれない」とあきらめるでしょう。
ここがキリスト教の特異な点です。

弱さこそが強さなのです。

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