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コロナ禍で与えてくれた、神の救命ボート

一年前の僕

古典教養大学の宮下です。
facebookには便利な機能があって、一年前の投稿を自動表示してくれるんです。

ちょうど一年前、こんな文章と写真を投稿をしていました。

4/3、学生を往復させるのは社会的責任を鑑みたとき不適当と判断し、キャンパスを閉鎖することに決めました。
(中略)

コロナはチャンスだとは言いません。
だって、相手は意志がない、
つまり僕らには敗北しかありません。
だけど、これは脱皮し、
再構成するためのお告げかもしれないと素直に考えられるようになりました。
これからキャンパスの模様替えをし、
ライブ配信、動画配信に適した形に変えます。
そういえば、
旧約聖書だって、
国をなくして彷徨いつづけるユダヤ人の話でしたね。
国がなくなり、各地にバラバラになっても、
二千年を超えて同じ神を信じ続けた彼らの凄さが身に染みます。

写真の説明はありません。

不安を感じながらも、決断していた様子がうかがえます。
結果的にオフラインからオンラインに移行したことは大正解でした。
一年前の自分を賞賛してあげたい気分でいっぱいです。

「気」が多かった僕

これは神からのメッセージだなと思っています。
ちなみに僕自身が無神論者か、有神論者かはわかりません。

とはいえ、
「神が存在しないよりも、存在すると考えたほうが合理的である」と答えます。
そんな考え方があるのかと、通っている教会の牧師にお話ししたら爆笑されました(笑)

僕は古典教養大学を始めるまえまで、別の大学を運営していました。
この大学で教えていたのは教養だけではありません。

僕は「気」が多い人間です。
何にでも興味を持ち、つきつめます。
話すのも下手ではないので、どんな授業でもすることは難しくないです。

これは凶とでて、いろいろなものに手を出しすぎて、
何をやっているかよく分からないことになっていました。
若気の至り、あるあるです。

写真の説明はありません。

神から与えられた管(くだ)

ところが、コロナという天災によって、
神にこう話しかけられたように感じています。

「お前がいろいろ手を出すから、
コロナによって、全部お前が授業をできないようにしてあげた。
ただし、一本だけ管(くだ)を置いておこう。
この細い管を通して、伝えられるものだけを伝えるがいい。」

言わずもがな、管とは、オンライン環境のことです。
たとえば、実技が伴うものはこの管に通すのは難しいです。
そうなると、僕はこの管に通すのは「教養」がぴったりだと判断しました。

神は神の姿では現れない

神といえば、僕の好きなエピソードがあります。

 

とある村に、神を心から信じている男がいました。
ある日のこと、雨が降り出し、その雨は勢いを増していきました。
ついには避難警報が鳴り出したのです。

隣人は信心深いその男に言いました。
「はやく逃げましょう。警報が鳴っていますよ。」
ところが男は動きません。
「私は神を信じている。神はきっと私を救ってくださる。」
村の人々は諦めて、彼を置いて逃げました。

水位はあがり、膝の高さにまで達しました。
最後に残った村長の乗った救命ボートがやってきました。
「さあ、これに乗りなさい。このままでは溺れ死にますよ。」
ところが男は動きません。
「私は神を信じている。神はきっと私を救ってくださる。」
救命ボートは彼の元を去りました。

closeup photography of water drops on body of water

ついに胸の高さにまで、水位が上がりました。
ヘリコプターがやってきて、救急隊はロープを男に垂らしました。
「さあ、これに捕まりなさい。このままでは流されてしまう。」
ところが男は動きません。
「私は神を信じている。神はきっと私を救ってくださる!」
ヘリコプターは彼の元を去りました。

そして、彼は溺れ死にました。

あの世で、男はついに神に会うことができました。
彼は憤って、こう言ったのです。
「私は貴方を信じていたのに、なぜ救ってくれなかったのですか!」

神は悲しそうな顔をして、言いました。
「私は、警報も鳴らし、ボートやヘリコプターも送った。なのに、なぜそれを使わなかった?」

 

この物語は実に大きなことを教えてくれます。
僕には、救命ボートを与えられたのだと確信しています。

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