
【参加費無料】 哲学入門「ハンナ・アーレント」 ~激動の時代に考え続けた哲学者~
ハンナ・アーレントとはどんな人物?
ハンナ・アーレントとは、ドイツ出身のユダヤ人哲学者、思想家で、アメリカ亡命後にナチスドイツ・全体主義体制を研究して発表した複数の著作が世界的名著となった人物です。
『全体主義の起源』『人間の条件』『革命について』『エルサレムのアイヒマン』などが代表作で、そのどれもが大きな議論を巻き起こした名著です。
彼女の強靭で主体的な思想は、今でも学ぶ価値があります。
彼女はユダヤ人としてのバックグラウンドから、ナチス・全体主義の研究を主に行いました。
ただし、アーレントは単にナチスを批判するにとどまらず、その背景にある哲学的伝統の問題や、ホロコーストにいたるナチスに協力したユダヤ人の存在も指摘しています。被害者(ユダヤ)と加害者(ナチス)を二項対立的に論じたり、一方的にナチスに問題のすべての要因をぶつけるようなことはしなかったのです。
大戦中、なぜドイツはヒトラーを生み出し、そしてユダヤ人大虐殺へと駆り立てのか?それはヒトラー一人の悪ではなく、ヒトラーを選び出した大衆の心理を読み解かねばなりません。現代だからこそ、全体主義に陥らないために何をすべきか考える必要があります。
会場 | オンライン |
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日程 | 2021年7月05日 (月) 19時~21時 |
講師 | 宮下 友彰 |
参加費 | 無料 |
申し込み締め切り | 2021年7月04日 (日) |
◆受講日から一か月間、すべての授業を無料で受講いただけます。(4/1受講開始の場合、4/30まで)◆
・双方向性のセミナーのため、ビデオはオンでご参加ください。
・5分以上遅刻はご入室をお断りする場合がございますので、予めご了承ください。
・無断キャンセルが複数回確認された場合は、お申込みをお断りすることがございます。
→授業風景はこちらになります
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